如月ゆすら
ファンタジー小説が大好きで、読むだけでなく自分で執筆しネットで発表するようになる。好きなものは本とゲーム、そして猫。
作家からひと言
『リセット』作者の如月ゆすらです。
このお話は、もともとレジーナブックスというレーベルから出版されたものです。
それがこうして新たなイラストをつけ、きずな文庫として皆さんに手に取っていただくことになりました。

きずな文庫で出すための作業は、わたしとしても、久しぶりに千幸(しかも生きてる)に出会うことができ、楽しいものでした。
レジーナブックスでは大人に近づいているルーナですが、最初はこんなだったんだなぁとか、彼らとの出会いはこんなだったんだよなぁとか。
とくにまだ幼い子供であるジーンやユアン、アマリーなんかには、なんだか懐かしいという感情が湧いてきちゃいました。

よく、自分の創作物は子供のようだと言われますが、まさしくそんな気持ちになっている作者でした。
とくにリセットは赤ちゃんの頃から……あえていうなら前世からのルーナの成長物語というか、彼女の人生の物語でもあるからでしょうね。
そんな主人公ルーナの物語は、まだ始まったばかりです。
胡散臭い天使ミチオがなんだか嫌なつぶやきを残していたとおり、これからもいろんなことが起こるであろうルーナの物語。
皆さんもぜひ一緒に、これから起こるドキドキワクワク、そしてハラハラな展開を楽しんでいただけると嬉しいです。

最後にきずな文庫化にあたり、とっても可愛らしい挿絵をつけてくださった市井あさ様、そして読んでくださった読者様に感謝いたします。
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