【魔法使いアルル】の物語という宝物の中に、私は自分の使いたい魔法や冒険、行ってみたい場所や不思議な生き物たちをたくさん登場させました。箒を使って空を飛んだり、魔法の素敵な杖を手に入れたり、時には悪い魔法使いと戦います。困難や問題に立ち止まってしまうこともあるけれど、仲間が一緒ならば大丈夫です。一人では乗り越えられない大きな壁も、仲間と一緒ならばきっと乗り越えていける。そんな思いも、物語の中には込めています。誰かが自分の傍にいてくれて、助けてくれる。それはとても心強いですよね。そしてそんなキラキラとした魔法の世界を、私と同じようにたくさんの子どもたちにも冒険してほしいなと思いました。本を読み終えた後、ベッドや布団に寝転がりながら目を閉じて、冒険した感想を考えてみてほしいです。どんな所が楽しかったですか？　使ってみたい魔法がありましたか？　きっと、自分だったらこういう魔法を使った、だったり、自分だったらたくさんのお菓子で部屋を一杯にした、だったり、素敵な考えも浮かんできたのではないでしょうか。少しでも面白かった、楽しかったと思ってもらえたら、私はとても嬉しく思います。皆さんの思い出の一冊の本に【魔法使いアルル】がなれたのなら幸いです。最後まで読んでくれてありがとうございました。これからもたくさんの本を読んで、色々な冒険をしていってください。