陽炎氷柱
作家からひと言
はじめまして、作者の陽炎氷柱と申します!
この度は『みえちゃうなんて、ヒミツです。~イケメン男子と学園鑑定団~』を手にとってくださり、そしてここまで読んでいただきありがとうございます!
本作には、超名門学校に通う一般市民の女の子、というテーマに私なりの夢と憧れと好き! をモリモリ詰め込んでおります。
たとえば付喪神。彼らにはいろんな解釈がありますが、本作では神様という考えをもとに進めています。意思が宿るほど大切にした物なんだから、その方がステキじゃないですか!
だけど、付喪神が見える主人公の雪乃は過去の出来事のせいで、進んでその力を使おうとはしません。今回は、そんな雪乃が男の子たちと出会い、小さな事件を通して成長するところを書きました。
まっすぐだけどちょっと天然な颯馬、掴みどころがなくて少し意地悪な桜二、かわいいけれどいざって時に頼れる秋兎。
学校生活もまだまだ始まったばかりですから、新しい出会いもたくさん待っているでしょう。そう、こんな濃い時間を過ごした雪乃たちですが、実はまだ入学から二週間程度しか経ってないんです……!
それはともかく! これから雪乃が魅力的なイケメンたちと事件に立ち向かう姿、そしてそれぞれの気持ちや恋の行方を楽しんでいただけますと幸いです!

最後になってしまいましたが、秘密を抱えながらもがんばる雪乃、個性豊かでカッコいい男の子たち、そして不思議な付喪神たち。彼らが活躍している姿をステキに描いてくださった雪丸ぬん先生、本当にありがとうございます!
変にこだわりが強い私にも根気強く付き合ってくれた担当さん、綺麗に仕上げてくださったデザイナーさん。そして読者のみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。
それでは、また次の巻でお会いできることを祈って!
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