はじめまして！　成井露丸です。「なるいつゆまる」と読みます。「せいろがん」じゃないよ！　このお話を書かせていただいた作者です。

『ユメコネクト』のお話は、楽しんでもらえたでしょうか？　遙香たちを応援してもらえたでしょうか？　お気に入りのキャラクターはできたでしょうか？　ちなみに僕は全員がお気に入りです！（どーん）

二年前の夏のある日のこと。ベッドの上でだらだらしていた僕の空想の世界に、遙香たちが舞い降りてきました。
気品ある白の騎士エレナ、凛とした黒の騎士リリアンヌ。それぞれが剣を構えて、大きな竜に立ち向かっていたのです。カッコいい！　でもそれは普通の中学生が変身した姿だったのです。光の中で回転しながら遙香がエレナに変身する姿が見えました。アニメの映像みたいに。

僕はむくりとベッドから起き上がるとその空想の世界のことを書き始めたのです。

このお話を書いたのは僕ですが、もしかしたらエレナやリリアンヌは本当にいるのかもしれません。誰かが僕にユメコネクトしてそんな『向こうの世界』の景色を僕に見せてくれたのかもしれません。

ここでお礼を！　素敵なイラストを添えてくださったくずもちさんに感謝を！　みんな可愛い！　「『ユメコネクト』を書籍にしましょう！」と声をかけ、引っ張ってくださった担当の編集さんに感謝を！　そして僕が小説を書き始めて六年間、励まし合って一緒に戦い続けてきた創作仲間たちに感謝を！

もちろん『ユメコネクト』のお話はこれでおしまいじゃありません。遙香や海斗の戦いは始まったばかり！　御堂先生が何者なのかも謎だらけ！
だからきっと、それはまた「次の話」ということなのでしょう。

最後に今、本を開いているみんなにお礼を。
ここまで読んでくれてありがとう！
また近いうちに、あなたに会えたら嬉しいです！
それでは……

ユメ――ディスコネクト！