自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。
「悪役」を自称する婚約者が、退屈な日常を打ち破る!?
優秀すぎて人生に退屈している王太子セシル。ある日、宰相の娘バーティアと婚約することになったのだけれど、彼女の口から飛び出す言葉は理解不能なものばかり。なんでも彼女には前世の記憶があり、その中で彼女は『乙女ゲーム』なるものの『悪役令嬢』なのだという。そんな彼女の目的は、立派な悪役になって婚約破棄されること。そのために様々な悪事を企むバーティアだが、いつも空回りばかりで……!?
キャラクター紹介
アルファスタ国の王太子。バーティアいわく、乙女ゲームの「攻略対象」の一人らしい。
セシルの婚約者。乙女ゲームの「悪役令嬢」を自称している。悪役らしく振る舞おうとするものの、全然なりきれていない残念なご令嬢。
セシルと契約している精霊で、侍従。
バーティアと契約している闇の精霊。
バーティアの父親。
男爵令嬢。バーティアいわく、乙女ゲームの「ヒロイン」らしい。
セシルの側近候補。
バーティアの友人。
書籍一覧